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経蔵(, スッタ・ピタカ)とは、『パーリ仏典』の「三蔵」(, ティピタカ)における2番目の「蔵」(pitaka)であり、釈迦が説いた教え(仏説)についての文献である「経」(, スッタ)が収められた領域のこと。 ここに収められている「経」は、大乗仏教経典は含まず、漢訳経典で言えば概ね『阿含経』に相当する内容となっている〔阿含経とは - 世界大百科事典/コトバンク〕。 ==構成== 『パーリ仏典』の経蔵は、以下の「五部」(, パンチャ・ニカーヤ)によって構成される。 *長部(じょうぶ、, ディーガ・ニカーヤ) --- 長編経典集 *中部(ちゅうぶ、, マッジマ・ニカーヤ) --- 中編経典集 *相応部(そうおうぶ、, サンユッタ・ニカーヤ) --- テーマ別短編経典集 *増支部(ぞうしぶ、, アングッタラ・ニカーヤ) --- 数字別短編経典集 *小部(しょうぶ、, クッダカ・ニカーヤ) --- 特異な経典集 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「経蔵 (パーリ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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